ローラーと刷毛

塀や門扉の塗料に対するメンテナンスのタイミング

塀や門扉に対する塗装は、たまにメンテナンスの工事を行う必要があります。放置しておくと見た目が悪くなってしまいますし、劣化も進んでしまうでしょう。そのメンテナンスのタイミングなのですが、使用されている塗料によって異なります。ただ粉吹きなどを見つけた時には、早めにメンテナンスを行う方が良いでしょう。

塀や門扉をメンテナンスする理由

塀や門扉の塗装に対するメンテナンスを行う目的は、主に劣化です。やはり設置されてから長い年月が経過しますと、だんだん劣化してきます。塗装が剥げてしまえば、塀や門扉の耐久力も弱くなってしまうのです。
 塀や門扉が劣化してしまえば、見た目も悪くなってしまいます。場合によっては交換を余儀なくされてしまう事もあります。それでは費用が高く付いてしまいますし、定期的にメンテナンスを行っておくべきなのです。

塗料の耐用年数を確認してメンテナンスを検討

ところで塀や門扉に対して使われている塗料も、色々あります。塗料には多彩な種類があって、アクリルやウレタンやシリコンなどの種類があるのです。各塗料は、それぞれ値段も異なります。その3種類の塗料の中では、アクリルが一番安いです。
それで各塗料は、それぞれ耐用年数に関する違いがあります。まずは自分の家の塀や門扉に使われている塗料の種類を確認し、その耐用年数に応じてメンテナンスを検討してみると良いでしょう。
 例えば上述のアクリルという塗料の場合、耐用年数は5年から6年ぐらいと言われています。そしてウレタン塗料は8年から10年目安であり、シリコンは10年から15年目安になるのです。
 ですから自分の家の塀や門扉にはウレタン塗料が使用されている場合、8年目を迎えたあたりにメンテナンスを検討してみると良いでしょう。ウレタンでなくシリコン塗料の場合は、10年目といった具合になります。

劣化現象が見つかったら速やかなメンテナンスを検討

ところで塀や門扉は、たまに劣化現象が見られることがあります。その現象が見つかった時は、なるべく早めにメンテナンスする方が良いのです。
 例えばシリコン塗料の場合は、本来は10年目あたりにメンテナンスを行うべきですが、8年目あたりに劣化現象が見つかる事もあるのです。その場合は10年目を待たずに、直ちにメンテナンスを行う方が良い事もあります。

   

住宅の門扉

色が褪せたり粉が吹いたらメンテナンスを検討

具体的にはどのような劣化現象があるかというと、例えば変色です。そもそも建物には経年劣化があります。やはり年数が経過すれば、建物の色も自然と変わってくるのです。
 塀や門扉に対する塗料の場合、色が褪せてしまう事があります。かなり長い年数が経過した塀や門扉は、表面の色が古ぼけてしまう事もあるのです。
 なぜ色が変わってしまうかというと、その一因は紫外線です。目では確認しづらいですが、紫外線は確実に塗料にダメージを与え続けています。長い間に渡って紫外線が照射され続けると、だんだん塗料の力も弱まってくるのです。弱くなった結果、色が変わってしまう事があります。
 それとチョーキングという現象が発生する事もあるのです。門扉や塀の表面部分に手を触れてみますと、チョークのような粉が付着してしまう事があります。塗料が粉を吹いているのです。
 その粉が出てしまうのも、上記の色あせが一因なのです。劣化が進んでしまうと、チョークのような粉ができてしまう事もありますから、注意が必要です。
 そのチョーキングや色褪せなどの状態が確認された時は、門扉や塀の劣化もかなり進んでいます。放置しておけば劣化が進行してしまいますから、メンテナンスを検討してみる方が良いでしょう。

カビや錆が見つかったらメンテナンスを検討

また門扉や塀によっては、表面部分にカビなどが生えてしまう事があります。そのような門扉の場合は、かなり耐久性が落ちているのです。それと金属でできた門扉の場合は、表面にサビができてしまう事もありますが、それもかなり劣化が進行しています。
 カビや錆がある時も、やはり早めにメンテナンスを行うのが望ましいです。そのまま放置してしまいますと、門扉や塀が腐敗してしまう事もあります。交換などを余儀なくされてしまう可能性もあるので、早急にメンテナンスを行うと良いでしょう。

塗料の剥がれやひび割れを見つけた時にメンテナンス

また門扉や塀によっては、表面の塗料が割れてしまっている事があります。やはり塗られてから長い年数が経過すると、塗料も劣化してしまいますから、割れてしまう事もあるのです。
 また塗料によっては、表面部分の一部だけが浮かび上がっている事もあります。一部が豆状に膨らんでいるのですが、塗料が剥がれかけの状態になっている訳です。
 その状態になれば、塗料の内部にある素材の劣化が進んでしまいます。門扉や塀の本体部分が劣化すれば、やはり交換などを余儀なくされる可能性があります。ですからひび割れを見つけた時も、やはりメンテナンスを検討する方が良いでしょう。

外壁・屋根塗装と同時にメンテナンス

 塗装工事を業者に依頼する場合、手間が多く掛かかってしまう事も問題です。業者の選定から始まり、打ち合わせなどの時間を含めて「生活の負担」と思われる方も多いのではないでしょうか。
 そこで、外壁・屋根塗装など他の塗装工事と併せて、門扉や堀を同時に施工してしまう事も一つの手です。
 もちろん、塗装が必要な時期に来ている事が前提ですが、複数カ所を同時に施工する事で業者選定や施工内容の相談に伴う負担も抑えられます。
 また、上記の様に劣化症状からメンテナンスをご検討されることも大切ですが、劣化状態をしっかりと見極める為には専門的な知識が必要です。
 信頼できる業者に依頼し、お住まい全体の点検・塗装の必要性を判断してもらう事がおすすめです!

 そうした場合、屋根・外壁・堀や門扉などをすべて対応出来る業者を選定する必要がありますが、まずは業者のHPをチェックしてみましょう
 全国対応可能な外壁塗装工事業者「街の外壁塗装やさん」のHP(https://xn--rms9i4ix79n.jp.net)では、屋根・外壁塗装工事の他、堀や門扉の塗装についてのコンテンツも掲載されています!
 事前にこうしたページを確認しておけば、対応工事の種類やその工事に関する技術力・専門知識の高さをチェックする事ができます。
 施工実績やお客様の声なども確認しておけば、なおさら安心できます!