ローラーと刷毛

塀や門扉を塗り替えするメリットとは

塀や門扉によっては、見た目が悪くなってしまっている事があります。かなり以前に作られた門扉などは、見た目の印象が悪化している事もありますが、それを防ぎたい時は塗り替えがおすすめです。サビなどを防ぎたい時にも、塗り替えは有効なのです。

塀や門扉にサビや粉などができてしまう問題点

金属でできた塀や門扉などは、表面部分にサビが付いている事があります。やはり扉全体がサビているのは、あまり見た目は良くありません。
 塀や門扉といった箇所は、とても目立ちます。そもそも部屋の内部であれば、近所の住民の方々からあまり見られませんが、塀や門扉はとても目立つ箇所にあるのです。その箇所全体が錆びていれば、周囲からの目線が気になってしまう事もあるでしょう。経年劣化すると、見た目が悪くなる事はありますから、注意が必要です。
 サビができてしまうだけでなく、塀や門扉から粉が吹いている事もたまにあるのです。やはり経年劣化してしまいますと、表面部分から粉のような物が吹いてしまい、見た目が悪くなってしまう事はあります。

塗り替えを行ってサビができるのを防ぐ

そのような問題点を防ぎたい時は、塀や門扉に対する塗り替えも検討してみると良いでしょう。塗り替えを行っておきますと、サビなどは生じづらくなるからです。
 イメージとしては、門に対するコーティングです。そもそもサビなどができてしまうのは、金属部分に水分が付着してしまうからです。塩水などが金属に触れてしまえば、赤茶色のサビができてしまうでしょう。ですから門に対するコーティングを施しておき、塩水などが当たらない状態にしておくのです。サビの原因が当たらないようになれば、ある程度は経年劣化を防ぐ事ができます。それは、塗り替えのメリットの1つなのです。

塀や門扉の腐食とその原因

また長い年月が経過した塀や門扉は、腐食してしまう事があります。半ば朽ちたような状態になってしまうと、客観的な見た目はあまり良くありません。
 なぜ腐食するかというと、塀や門扉に水が染み込んでしまうからです。もともと門扉の表面部分には、水などが染み込んでしまうのを防ぐ塗料が付けられています。しかし長い年月が経過すると、だんだんその塗料も禿げてしまう訳です。
 言ってみれば、上述のコーティングが劣化するような状態になってしまいます。表面部分を保護しているコーティングが取れてしまえば、水も染み込みやすくなってしまうでしょう。それで塀や門扉が腐食する事はよくあるのです。

   

傾きやひび割れのないブロック塀

塗り替えして腐食するのを防ぐ

ですが塗り替えを行っておきますと、その腐食を防ぐ事もできます。塗り替えというのは、表面部分のコーティングを新しいものにする作業です。禿げてしまった部分の塗料を改めて塗ってあげれば、塀や門扉の表面部分が保護された状態になりますから、腐食してしまうのを防ぐ事はできます。
 やはり建物の目立つ箇所が腐食しているのは、あまり印象は良くありません。手入れが行き届いていない印象を与えてしまうでしょう。ですが塗り替えを行っておけば、そのような印象を与えるのを防ぐ事もできるのです。それは塗り替えのメリットの1つです。

塗り替えで交換費用を節約できる

また塗り替えを行っておくのは、費用に関するメリットもあります。交換費用が高く付いてしまうのを防ぎたいなら、やはり塗り替えも検討してみると良いでしょう。
 そもそも上述のようにサビが付いてしまいますと、扉の交換などを余儀なくされてしまう事があるのです。サビが付着したままの状態が続くと、だんだん扉の劣化が進んでしまいます。およそ使用するのも難しい状態になってしまう事もあるのです。
扉の劣化があまり進行してしまいますと、本体そのものを交換しなければなりません。もちろん交換するなら、費用もかかってしまうのです。あまり多くの費用がかかるのは困るでしょう。
 ですが塗り替えを行っておけば、門扉にサビが生じてしまうのを防ぐ事もできます。それで扉が劣化するのを防止できれば、交換する必要が無くなって、費用を節約できる可能性もある訳です。それも塗り換えのメリットの1つです。

寿命を伸ばせるメリット

また塀や門扉の塗り替えは、使用年数に関わるメリットもあります。長持ちさせたい時にも、塗り替えを検討してみると良いでしょう。
 そもそも表面部分に対するコーティングを行っておけば、塀や門扉の寿命を縮めてしまうものをブロックできる訳です。雨水だけでなく、紫外線も要注意です。長い期間に渡って紫外線が当たり続けますと、やはり塀や門扉の寿命は縮まってしまいます。
 しかしコーティングを行っておけば、雨水と紫外線を防げるようになりますから、それだけ寿命も長くできる訳です。
 せっかく塀や門扉を設置した以上は、なるべく長く使い続けたいでしょう。塗装が剥げた状態になってしまえば、使い続けられる年数も短くなってしまいますし、塗り替えを前向きに検討してみると良いでしょう。

付加機能をつけられるメリット

近年の塗料は技術の進歩によって様々な付加機能をつけることができます。例えば、外気の熱を伝わりにくくする断熱塗料等が有名です。外気の熱を伝わりにくくするだけではなく、室内の空気が外に逃げにくくもなりますので、冷暖房が全然効かないといったお悩みをお持ちの方には特におすすめです。
気になる方は、まずは街の外壁塗装やさんで行っている赤外線カメラを用いた断熱調査を行い、住まいの断熱性を調べてみることをお勧めします。